1分で読める”心が動く消費調査”

第3回 「お金を使ってでも若く見られたい」

2026-08-25 | 

米谷 彩加

昨今、美容医療市場がめざましい伸長をとげ、従来のスキンケア/メイクといった化粧品だけではない、整容やエイジングケアの手法として認知されつつあります。ただし、美容医療の多くは、公的医療保険が適用外であり、つまりは医療にかかる費用がすべて個人の負担であるため、各々の価値観や経済的側面によって、美容医療に対する距離は異なってくるでしょう。
また、かつては、女性のみがターゲットとされていた化粧品市場も、「メンズコスメ」が定着しつつあるなど、現代の【美容】とは、性別/年齢といった従来の枠組みに囚われることなく、個人の価値観が反映される分野になってきていると言えます。

我々DDDでは、「心が動く消費者調査」にて「お金を使ってでも若く見られたい」という意識項目を聴取しております。今回は、2025年11月第11回調査を元に、ご説明します。

「お金を使ってでも若く見られたい」に「そう思う」と答えたのは、「全体」で33.0%、男女別にみると、女性全体(33.6%)が男性全体(32.4%)より1.2%高い結果となっていますが、そこまで大きな差はないと言えます。年代別では、男女ともに15~19歳が40%台と、若年層が全体と比較して高くなる傾向が見えてきました。興味深いのは、男女別/年代別で最も高い数値となっているのが「男性30代(47.2%)」です。同年代の女性30代(40.5%)と比べても、6.7ポイントも高くなっています。

 

男性30代といえば、ちょうどメンズコスメの黎明~台頭期に、社会人になった世代/社会人の中で若手世代だったことから、外見を整えることによる、自分自身の“見せ方”やそれによる様々なポジティブな影響に、自然と興味関心を持ちやすかったのではないでしょうか。

そのような過程を踏まえて、現在もなお「お金を使ってでも若く見られたい」という意識価値観が醸成され続けているのではないでしょうか。

 

※昨今の美容トレンドやインサイト/意識価値観など、その他の分析結果を取り揃えております。ご興味あられる方は、DDDまでお気軽にご連絡ください!

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