
「1年前と比べて、爆食い・全話一気見など、欲望を満たしたい」ギルティ消費は?
2026-09-08 |
松本 泰明
世の中の健康志向が生活者の中に定着する一方で、あえて、高カロリー、高糖質、高脂質のものを楽しむ「背徳グルメ」「ギルティ消費」が、話題を集めています。
これらの消費行動が従来のご褒美消費と違う点を日本経済新聞では「ご褒美消費が頑張った自分をねぎらうために行うことが多いのに対して、ギルティ消費は普段は抑えている欲望を自分だけに特別に許すためで、罪悪感を前提としている。」(日本経済新聞 2026年7月20日)と分析しています。
では、実際にそういった「ギルティ」な消費行動は、どの程度されているのでしょうか。
我々DDDでは「心が動く消費調査」にて、「1年前と比べて、爆食い・全話一気見など、欲望を満たしたいという気持ち」がどの程度、増減したかについて取っています。今回は2026年5月実施の調査をもとにご説明します。
「1年前と比べて、1年前と比べて、爆食い・全話一気見など、欲望を満たしたいという気持ち」が「増えた」と回答しているのは、全体では16.4%、「減った」と回答しているのは26.2%です。
全体で見るとやや減ったの方が多い傾向ですが、10代、20代に注目すると違う傾向が見えてきます。男性15~19歳、20代では「増えた」がそれぞれ32.3%、21.2%で「減った」の16.7%、20.2%を上回っています。女性でも同様に、15~19歳、20代で「増えた」がそれぞれ44.0%、26.0%なのに対し「減った」は18.7%、20.4%となっています。
男女ともに若年層では「ギルティ消費」が広がっている様子がうかがえます。ギルティ消費や背徳グルメで話題になる商品がそもそも若者向けの商品が多いこと、「背徳グルメ」は映えやすくSNSに取り上げられやすいため、若年層へのリーチが大きいといったことが理由になりそうです。
※ギルティ消費に関連した消費意識や欲望についてDDDでは、分析結果を取り揃えています。ご興味のある方はDDDまでお気軽にご連絡ください!

